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熊本地震から1か月。災害に負けない住まいをつくるために、今できること

こんにちは。事務員の板岡です。

熊本地震から1か月が経ちました。

今回は、災害に負けない住まいをつくるために、今できることを解説していきます。

大切な家族と住まいを守るためにぜひ参考にしてみてください。

2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」から、1か月が経ちました。

このたびの地震により被災された熊本県の皆さま、そして大切なご家族や住まいを失われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く安心できる日常を取り戻されますこと、また被災地域の復旧・復興が一日も早く進みますことを、心よりお祈り申し上げます。

今回の地震は、熊本県宇城市・氷川町で最大震度7を観測し、マグニチュード7.1となりました。

気象庁は「令和8年熊本地震」と命名し、その後も活発な地震活動が続きました。

「いつ起こるか分からない」災害に、私たちはどう備えるか

近年、私たちの暮らしを脅かす自然災害は、地震だけではありません。

線状降水帯による集中豪雨、記録的な大雨や洪水、土砂災害、台風、猛烈な暑さなど、世界各地で極端な気象現象が発生しています。

世界気象機関(WMO)も、2026年に発生したエルニーニョ現象が今後強まり、熱波や干ばつ、大雨などの極端な気象現象が発生する可能性が高まるとしています。

「自分の住んでいる地域では大丈夫」そう思っていても、災害はいつ、どこで起こるか分かりません。

だからこそ今、私たちが考えたいのが、「災害に負けない住まいを、どうつくるか」ということです。

災害は防げなくても、「被害を減らす」ことはできる

災害そのものを止めることはできません。

しかし、住まいの状態を見直し、事前に備えることで、家族や財産への被害を少しでも減らすことはできます。そのことを考えるうえで、大きな教訓となるのが熊本県益城町です。

 

過去の被災経験を「次の備え」につなげた益城町

益城町は、平成28年熊本地震で甚大な住宅被害を受けた地域の一つです。

その経験をもとに、益城町では耐震化などの取り組みが進められてきました。

そして今回の令和8年熊本地震について、首相官邸は、平成28年熊本地震後に耐震化を進めた結果、益城町では「倒壊家屋がない状況」と説明しています。

もちろん、今回の地震による被害がなかったという意味ではありません。大切なのは、「過去の災害を経験したからこそ、次の災害に備えて住まいを変えていく」という考え方です。

これは私たちの暮らす地域でも同じです。「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫」ではなく、「今の家は、これから起こる災害に備えられているだろうか?」と、一度立ち止まって考えることが大切なのです。

リフォーム・リノベーションでできる「防災」

防災というと、非常食や防災グッズを準備することを思い浮かべる方も多いと思います。
もちろん、それも大切です。しかし、災害が起きた瞬間に家族の命を守るためには、「家そのものを安全にしておくこと」も非常に重要です。
リフォームやリノベーションには、暮らしを快適にするだけではなく、住まいの安全性を高めるという役割もあります。

① 耐震診断・耐震補強で「倒れにくい家」へ

地震対策でまず考えたいのが、住宅そのものの耐震性です。

特に、

などは、一度専門家に確認してもらうことをおすすめします。

耐震診断を行い、住宅の状態に合わせて、

などを検討することで、地震による倒壊リスクを低減することにつながります。
「古いから建て替える」だけではなく、今ある住まいを活かしながら、安全性を高める。
これもリノベーションの大切な選択肢です。

② 窓を見直して「地震・台風に強い家」へ

窓は、住まいの中でも外部からの影響を受けやすい場所です。

地震によるガラスの飛散だけでなく、台風や強風によって飛来物が窓に衝突する危険もあります。

そこで、

など、窓の性能を高めるリフォームも防災対策になります。

さらに、窓リフォームには、断熱性の向上や結露防止、防音性の向上など、普段の暮らしにもメリットがあります。つまり、「防災のためのリフォーム」が「快適な暮らし」にもつながる。

これが住まいの防災リフォームの大きな魅力です。

③ 水害・大雨に備えて「水が入りにくい家」へ

近年は地震だけでなく、集中豪雨や台風による浸水被害も大きな問題となっています。
世界気象機関(WMO)も、2026年に入り世界各地で大雨や洪水などの極端な気象現象が発生していることを報告しています。まずは自宅がハザードマップ上でどのような地域にあるのかを確認することが大切です。

まず確認したい「ハザードマップ」。自分の家の災害リスクを知る

災害への備えを考えるとき、まず確認しておきたいのが「ハザードマップ」です。
ハザードマップとは、簡単にいうと、「自分の住んでいる地域で、どのような災害が起こる可能性があるのかを地図で確認できるもの」です。
市区町村などが作成しており、地震だけでなく、洪水・内水氾濫・土砂災害・高潮など、地域によってさまざまな災害リスクが示されています。

ハザードマップで何が分かる?

例えば、大雨が降った場合、「この地域は浸水する可能性がある」「ここは浸水した場合、○m程度の深さになる可能性がある」「この地域は土砂災害に注意が必要」
といった情報を確認することができます。
また、避難所や避難場所、避難経路などが掲載されている場合もあります。つまりハザードマップは、「災害が起きたら、どこが危険なのか」
「どこへ避難すればいいのか」を、事前に家族で確認するための大切な情報です。
「自宅が安全かどうか」を確認するところからハザードマップを確認するときは、まず自宅の場所を探してみましょう。

そのうえで、

など、住宅の状態に合わせた対策を考えることができます。災害が起きてから修理するのではなく、「被害が起こる前に直しておく」ことが、住まいを守るための重要なポイントです。

災害に強い住まいは、日頃の備えから

熊本地震から1か月。
今回の災害をきっかけに、改めて「いつ起こるか分からない災害に、私たちはどう備えるのか」を考えることが大切です。
ハザードマップで自分の住む地域の災害リスクを知ること。
家の耐震性や屋根・外壁、窓などの状態を確認すること。
そして、必要に応じてリフォーム・リノベーションによって、住まいそのものの安全性を高めておくこと。
災害をなくすことはできなくても、事前の備えによって被害を小さくすることはできます。
平成28年熊本地震を経験した益城町が、その教訓を耐震化などの取り組みに生かしたように、私たちも過去の災害から学び、未来の暮らしに備えることができます。
リフォーム・リノベーションは、住まいをきれいに、便利にするだけのものではありません。

大切な家族の命を守り、災害後も安心して暮らし続けられる住まいをつくること。それも、これからのリフォームに求められる大切な役割だと、私たちは考えています。「今の家は災害に備えられているだろうか?」そう思ったときが、住まいを見直すタイミングです。災害に負けない住まいを、今から。家族のこれからの安心のために、できることから始めてみませんか。

株式会社エヌホームは、被災地支援のため義援金寄付いたしました。微力ではございますが、この支援が被災された皆さまのお力となり、一日も早く安心して暮らせる日常を取り戻すための一助となれば幸いです。住まいづくりに携わる企業として、私たちにできることは決して多くありません。それでも、困難な状況にある皆さまに少しでも寄り添いたいという思いを込めて、このたび支援をさせていただきました。

被災地の一日も早い復旧・復興をスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。