こんにちは。事務員の板岡です。
今回は、『リフォームの手順と進め方』についてご紹介していきます。
長く住み続けていると避けては通れない問題が、住まいの老朽化です。
「リフォームをしたいけど、何から始めていいか分からない」
「リフォームを検討していて、正しい手順を理解しておきたい」
今回は、リフォームの最初に確認しておくべきことから、リフォームの手順までを詳しくご紹介します。
始めにしておくこと
リフォームを始める前に最初にすべきことは『イメージ作り』です。
『どこをどんな風にしたいのか?』それをはっきりさせることがスタートです。
日常生活で『困っていること』『不便なこと』『改善したいこと』など何でもよいので箇条書きにして書き出してみましょう。
リフォーム箇所の決定
箇条書きにしたら、その中から『何をするのか?』を決定します。
理想をあげればいくらでもリフォームしたくなるかもしれませんが、予算や優先順位を決めて『今、最も必要なリフォーム』を明確にしましょう。
情報収集
できるだけ数多くのリフォーム実例を見ておきましょう。事前に多くのリフォーム実例を見ておくことで、リフォームで出来ることや理想の住まいの形をイメージしやすくなります。一概にリフォームといってもトイレや洗面所、キッチンだけの小規模リフォームなのか、全面的なスケルトンリフォームなのかで内容や金額は大きく変わってきます。
また、近くのリフォーム経験者に話を聞くのもおすすめです。実際にやってよかったリフォームや、失敗談等を知っておくことはリフォームを成功させる近道といえます。なるべく理想の住まいに近づけるためにも、リフォームを始める前に情報収集を行っておきましょう。
依頼先探し(複数社に依頼)
リフォーム会社にはそれぞれ得意分野があります。希望のリフォームを得意とするリフォーム会社を見つけるのがポイントです。複数のリフォーム会社のカタログを取り寄せたり、ホームページなどで実例等を見ながら自分の理想とするテイストにあうリフォーム業者に相談をします。自分で会社を選定するのも良いですし、希望にあったリフォーム会社をいくつか提案してくれるWEBの一括見積もりサービスを利用するのもおすすめです。この段階では、知識の習得や、リフォーム会社の見極めのために複数の業者に相談&簡易見積もりを依頼するのが良いでしょう。
【現場調査(複数社に依頼)】
現場調査
簡易見積もり等や相談をした複数の会社のうち、さらに候補になりそうなリフォーム会社に現場調査をしてもらいます。実際に希望のリフォームができるかどうか、正確なリフォーム費用がいくらになるかは現場を見てみないとわかりません。住まいの状態や構造によっても変わってきます。そこで、詳細見積りを出してもらうための打ち合わせを兼ねて「現場調査」を依頼します。細かい要望についても依頼や相談を行い、リフォーム内容のすり合わせを行います。どんな工事が必要になるかを詳細に把握することにより、見積もりの精度が高まります。
現場調査時にあれば準備しておきたい資料
●図面(建築、購入時、以前のリフォーム時の資料)
●建築確認申請書類や建築当時の工事写真
●住まいの不満や改善したいことのリスト
●リフォームのイメージに近い写真や画像等
●管理規約(マンションの場合)※リフォーム内容に影響が出る場合があるため
その他のポイント
複数の業者に現場調査を依頼する場合は、時間帯を分けてじっくり見てもらうことがおすすめです。相見積もりを取るなら、その旨を正直に伝えるのも誠実な対応をしてもらうコツの一つです。また、普段の生活ぶりや物の量、問題点等を知ってもらうために、必要以上に片付けないこともポイントです。
詳細見積もり・プランの比較
現場調査後、2~3週間ほどで各社から要望を反映したプランの見積書が届きます。依頼時から提案までのやり取りを通じて、担当者との相性(話し易さ、信頼感等)もチェックしておきましょう。
リフォーム会社の決定
リフォームプランと見積もりの中身を比較検討し、その中で最も納得ができ、担当者との相性がいいなと思える1社に正式にリフォーム工事を依頼します。提案内容によっては、その後プランの微調整を行うので、気になるところ、追加したい内容等については素直に伝えた上でプランを再提出してもらいます。修正後のプラン内容はしっかり確認しておきましょう。見積書に記載された設備や建材については、ショールームで実物を見て確認するのがおすすめです。カタログや写真だけで判断するよりも実際の使用イメージが湧いてきます。
リフォーム会社を選ぶ際に注意したい3つのポイント
◆長く付き合える信頼できる会社かどうか
◆アフターサービスが充実しているか
◆実例がやりたいリフォームの理想に近いか
ショールームでのチェックポイント
サイズ
キッチン、ユニットバス(お風呂)、洗面化粧台のサイズ(幅、奥行き、高さ)が家庭での使用状況にマッチするかを確認します。
オプション
各メーカー、設備ごとに様々なオプションがあるため、追加で必要なものや逆に不要なものがないかを確認します。
デザイン
カラー、柄、質感などが自分の理想やイメージに合うかを確認します。
機能性
収納量や掃除のし易さ、省エネ性などの機能面についても希望にあった製品か確認します。
契約
プランが確定したら正式に契約書を結ぶことになります。これ以後の変更は、工事費のアップや工事期間の延長につながるため、「見積書、仕様書(仕上表)、図面」等の契約書類をよく確認してから契約を結びましょう。特に、何度も微調整を繰り返しているとプランに入れ忘れていることがあったり、担当者との認識のズレが生じている場合も少なくありません。事前に不明点や足りない点がないかを慎重に確認しておくことがトラブルを防ぐことにつながります。代金の支払時期についても確認が必要です。契約時に何割か支払うケースもありますので注意しましょう。
◆契約時にリフォーム会社に用意してもらう書類◆
【契約書】リフォーム対象工事現場の住所、施主の名前、工事費、支払方法、工事期間等が記載されています。
【契約約款】契約に伴うその他の事項が記載されています(契約書と一体の場合もあります)。
【図面】リフォームの設計図面です。
【見積書】工事費用の総額、項目ごとの工事内容&費用が記載されています。
工事着工
契約を結んだらいよいよリフォーム工事のスタートです。工事着工前には工程表が作成され、これに従ってリフォーム工事が進められるので事前に目を通して日程を把握しておきましょう。
近隣への挨拶
工事期間中は騒音や振動、ほこり、工事車両の出入り等で近隣に少なからず迷惑をかけてしまいます。後々のトラブルを避ける意味でも事前に挨拶回りをしておきましょう。マンションの場合は、管理規約によっては近隣住戸の承諾書が必要な場合もあるので早めに確認しておきましょう。また、とくに注意が必要なことがあればリフォーム会社に伝えておくことをおすすめします。
〈挨拶箇所〉
【一戸建ての場合】両隣、表、裏、工事車両を停める場所の近隣etc.
【マンションの場合】同じフロア、上下階のお部屋etc.
竣工検査
工事が終わったら、現場監督が、以下の点を一つずつチェックします。
・図面や仕様書通りに作業が終わっているか?
・キズや不具合がないか?
・設置した設備や機器が問題なく作動するか?
問題なければいよいよ完成、引渡しになります。
完成・引き渡し
引渡し前に、担当者と一緒に工事した箇所を全て確認します。図面や仕上表を持参し、間違いがあればその場で伝えましょう。最終確認が済んだらいよいよ引き渡しです。引渡し書類にサインをし、同時にリフォーム会社から設備機器の説明書、保証書、残額の請求書を提出してもらいます。
アフターフォローの確認も忘れずに行うこと
リフォームは、完成してからが本当のお付き合いが始まります。完了後の不具合の問い合わせ先や設備の使い方、メンテナンスについてもしっかりと確認しておきましょう。担当者の対応だけでなく、リフォーム会社としての体制を確認しておくと担当者がいなくなった時も安心です。
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